こんにちは、
よーちゃんです。
侍ジャパンが続々と選出されています。
日系選手初の侍ジャパン・ヌートバー 大谷と共闘に「超興奮している」
3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に臨む侍ジャパン最終メンバーに選出されたカージナルスのラース・ヌートバー外野手(25)が11日(日本時間12日)、スポニチ本紙の独占取材に応じた。エンゼルス・大谷翔平投手(28)との共闘に興奮を隠さず、対面を心待ちに。初の日系日本代表となり、日の丸を背負う誇りを口にし、噂にたがわぬ熱さを前面に出して侍第一声を発した。(取材協力、セントルイス・ディスパッチ紙 デリック・グールド記者)
スポニチアネックス
日系選手初の日本代表
栗山監督とオンラインで直接話して出場を快諾されたそうです。
栗山監督は「彼と話したら、もう100%全員が好きになる」と話しました。
持ち前である熱く、そして前向きな性格。
「過去の大会の映像も見てきた。雰囲気が凄いし、あそこでプレーできるなんて、超楽しい」と本番が待ち切れない様子だったようです。
エンゼルス・大谷選手、カブス・鈴木選手、レッドソックス・吉田選手、パドレス・ダルビッシュ選手に続く、2009年に並び侍ジャパン史上最多5人目の大リーガーです。
メッツ・千賀選手は準決勝以降の米マイアミラウンドで交代登録される可能性があり、実現すれば2009年を上回る最多6人の出場となります。
なお、連覇した2006、2009年の大会は大リーガーたちが中心を担いました。
2006年はイチローが打線の軸で、大塚が抑えで胴上げ投手に。
2009年は松坂が先発の柱として3勝で2大会連続MVPに輝き、城島、イチロー、岩村、福留と最多5人が出場しました。
2013年は大リーガーが参加せず、2017年は青木一人で、いずれも準決勝で敗退しています。
ヌートバー選手「待ち遠しい」
何より待ち遠しいのが、エンゼルス・大谷選手との対面だそうです。
「彼の練習の仕方、取り組みをじかに見られることにワクワクしている。彼はユニコーン(現実離れした存在)。その才能を目の当たりにできることに超興奮している」とコメントしています。
リーグが違うとあってこれまで対戦経験はありませんが、とにかくその時が待ち切れない様子。
「自分にヒントはないか、助言を求めたい。あんな選手と一緒にプレーする機会はなかなか巡ってこない」と密着して、最高の土産にするつもりのようです。
日本人の母を持ち、日系選手初の日本代表。
父親はオランダ系米国人で、アジアや欧州などさまざまな血が流れていることから、そのルーツを背負うことへの思いが強いようです。
インスタグラムのプロフィルには、侍ジャパン入りが決まる前から日の丸と星条旗を並べています。
ヌートバー選手は「大変な名誉。母や、母方の親戚にとっても、僕が日本を代表して戦うなんて信じられないこと。自分のルーツの半分である国のために戦える。とてつもなく光栄で、感謝しています」と日の丸への思いを語りました。
2022年成績は・・・
カージナルスでは昨季、ライトを中心に外野を守っています。
108試合で打率.228、14本塁打、40打点。
51四球選んだ選球眼と、出塁率(.340)を見込まれ、3、4番を除く全打順で起用されました。
1番が最も多く20試合だったそうです。
ラーズ・テイラー=タツジ・ヌートバー(Lars Taylor-Tatsuji Nootbaar,)
1997年9月8日生まれ
日本名は榎田 達治(えのきだ たつじ)。
祖父の名前に因んでいます。
カリフォルニア州ロサンゼルス郡エルセグンド(英語版)出身。
アメリカ合衆国のプロ野球選手(外野手)。
MLBのセントルイス・カージナルス所属。
日本代表。
右投げ左打ち。
日本語はほぼ話せない。
高校時代はアメリカンフットボールでQB(クオーターバック)としても活躍しました。
南カリフォルニア大から18年ドラフト8巡目(全体243番目)指名を受けカージナルスに入団。
21年6月にメジャーデビューを果たします。
身長・・・190cm。
体重・・・95kg。
明るい性格の持ち主で、チームではムードメーカーとしても愛されてます。
また、カージナルスファンからの人気も高く、ヌートバー選手が打席に立ったり、活躍した際に、ファンから「ヌーーーート!」と声援を(ヌーイングと言われています)送られる事が、恒例となっています。
また、「ペッパーミルパフォーマンス」も有名です。
セントルイスで自身の名前が付いたスナックバーなどを売り出すことを念頭に、「NOOTBAAR」など複数の商標を出願しています。
家族
父親・・・チャーリー (Charlie) さんはオランダ系アメリカ人です。
カリフォルニア・ポリテクニック州立大学サンルイスオビスポ校、サンディエゴ州立大学で学び、東京の東洋水産で短期間働いたこともあり、帰国後ゴルフ用品などの輸出入業を自営していました。
大学在学中に日本語を学び、日本へ語学留学した経験もあります。
2006年に、日米親善高校野球大会で米国を訪れた日本代表選手の数名を、ヌートバー家でホームステイさせました。
その際、ヌートバー選手は田中将大選手や斎藤佑樹さんらと、写真を撮ってもらっているそうです。
母親・・・久美子 (Kumi Enokida) さんは埼玉県出身です。
兄・・・ナイジェルさん(4歳上)
オリオールズ傘下の1Aでリリーフ投手でした。
姉:ニコルさん(3歳上)
米国では珍しく自宅玄関で靴を脱いでいるそうです。
食事はご飯とみそ汁といった和食が多いとか。
ヌートバー選手は、納豆やわさびもすきらしいですよ。
打撃
長打力と選球眼の良さがひかっています。
狙い球を絞って打つタイプのようです。
プルヒッター(引っ張りが強い打者)のようです。
守備
外野の全ポジションをこなすという器用な選手です。
守備範囲が広く、強肩が魅力です。
スライディングキャッチも魅力です。
ワールド・ベースボール・クラシック(略称:WBC)
メジャーリーグベースボール(MLB)機構とMLB選手会により立ち上げられたワールド・ベースボール・クラシック・インク(WBCI)が主催する、世界野球ソフトボール連盟(WBSC)公認の野球の世界一決定戦です。
出場資格
どの国に属するかはオリンピック憲章のように明確には決められておらず、アレックス・ロドリゲスなど複数国で代表資格を持つ選手が多いようです。
日系ブラジル人の佐藤二朗さんは2003年に日本へ帰化していますが、WBCにはブラジル代表で出場しています。
選手は下記のいずれかに該当する場合、各代表チームへの出場資格を持ちます。
1 当該国の国籍を持っている
2 当該国の永住資格を持っている
3 当該国で出生している
4 親のどちらかが当該国の国籍を持っている
5 親のどちらかが当該国で出生している
6 当該国の国籍またはパスポートの取得資格がある
7 過去のWBCで当該国の最終ロースターに登録されたことがある
2020年現在
WBCの歴代優勝国
・第1回大会(2006年)優勝:日本、準優勝:キューバ
・第2回大会(2009年)優勝:日本、準優勝:韓国
・第3回大会(2013年)優勝:ドミニカ共和国、準優勝:プエルトリコ
・第4回大会(2017年)優勝:アメリカ、準優勝:プエルトリコ
日本は第3回、第4回ではベスト4でした。
まとめ
いろんなスポーツで日系人が大活躍している昨今。
日本代表として世界大会に出場は誇らしいです。
日本の野球は強いです。
東京オリンピックでも悲願の金メダルを勝ち取りました。
ヌートバー選手のWBCでの活躍と日本の優勝を期待します。
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