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未発表曲はAIだ!?ジョン・レノンの歌声をAIで「ナウ・アンド・ゼン」いよいよ発表へ!

芸能ニュース

こんにちは、

よーちゃんです。

私は、ビートルズ世代ではありませんが、こんな話題が気になりました。

ジョン・レノンの歌声をAIで復元…ポール・マッカートニーさん「ビートルズ最後のレコード」

 【ロンドン=池田慶太】英ロックバンド「ビートルズ」の元メンバー、ポール・マッカートニーさん(80)は13日放送の英BBCのラジオ番組で、人工知能(AI)技術で復元したビートルズの楽曲を年内に発表すると明らかにした。

過去の録音テープをAIに読み込ませ、故ジョン・レノンさんの歌声を再現して編曲したという。

 マッカートニーさんは「ビートルズ最後のレコード」になると語った。復元した曲名は明かさなかったが、英メディアでは、1978年にレノンさんが手がけた未発表曲「ナウ・アンド・ゼン」などが取りざたされている。

読売新聞オンライン
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ナウ・アンド・ゼン(Now and Then)

ビートルズのジョン・レノンさんによって書かれた楽曲です。

1978年にレノンさんによってニューヨークの自宅(ダコタ・ハウス)で本作のデモテープが制作されました。

なお、「now and then」には「時々」「時折」という頻度を表す意味です。

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ビートルズ・バージョンの制作

1995年にレノンさんが生前に残したデモテープを基にポール・マッカートニーさん、ジョージ・ハリスンさん、リンゴ・スターさんの残った3人のメンバーによって編曲されました。

しかし、この時点では未発表となっています。

なぜなんでしょうか。

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未発表となった理由

1994年に「ザ・ビートルズ・アンソロジー」プロジェクトの一環として、ポール・マッカートニーさん、ジョージ・ハリスンさん、リンゴ・スターさんの3人は新曲をレコーディングをすることを計画、オノ・ヨーコよりレノンが生前に残した「ナウ・アンド・ゼン」と「フリー・アズ・ア・バード」「リアル・ラヴ」「グロー・オールド・ウィズ・ミー」の4曲のデモテープを受け取りました。

1994年2月、3人はプロデューサーにジェフ・リンさんを迎え、レノンさんが生前に残したデモ・テープを基に新曲の制作を開始します。

「フリー・アズ・ア・バード」が『ザ・ビートルズ・アンソロジー1』、「リアル・ラヴ」が『ザ・ビートルズ・アンソロジー2』、『ザ・ビートルズ・アンソロジー3』に「ナウ・アンド・ゼン」が新曲として収録することが予定されていました。

しかし、1995年3月20日と21日に本作のための作業が行なわれたが、最終的に破棄されることとなります。

「『ナウ・アンド・ゼン』は、ある日の午後にトライした曲だ。この曲のコーラスはできていたけど、そこに繋がるヴァースがほとんどできていなくて、僕らはどうにかしようとしたけど完成することはなかった」とジェフ・リンさんは語っています。

レノンが生前に残したデモ・テープには雑音が入っており、完全に雑音を消去することができなかったことも理由らしいです。

そのかわりに『ザ・ビートルズ・アンソロジー3』には、ジョージ・マーティン作のインストゥルメンタル「ア・ビギニング」が収録されました。

なお、「ナウ・アンド・ゼン」は2013年にアメリカのケーブルテレビ・チャンネルVH1が発表した「ぜひ聴きたい最高のビートルズの未発表曲 TOP20」で第1位にランクインされています。

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ビートルズは民主主義だから、僕らはやらなかった

1997年に発行された『Q』誌でマッカートニーさんは、「ナウ・アンド・ゼン」の未発表について「ジョージが気に入っていなかった。(「ナウ・アンド・ゼン」にボーカルを多重録音したり、ベースやドラムを少し重ねて完成というものではなく、ジョンが作ったわずかなパートを基にほとんど1曲を作り上げることだったと言われています。)ビートルズは民主主義だから、僕らはやらなかった」と語っています。

これって民主主義?

また、2006年にも「元のタイトルは良いとは言えなかった。少し手を加える必要があったけど、美しいヴァースとそれを歌うジョンの声が入っていたよ。でもジョージはこの曲をやることを望んでいなかった。最も良い方法はジョンともう一度取りかかるほかなかったからね。ヘッドフォンでジョンが歌っている声を聴くと、隣の部屋にジョンがいるようだった。実現しない夢のようなものだよ」と語っています。

一人でも「いやだ!」と言ったらボツなんですね。

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まとめ

ジョン・レノンさんの歌声をAIでなんて。

「ナウ・アンド・ゼン」いよい発表待ちに待っていた方は多いでしょう。

もしかしたら、今もなおドコゾに眠っている未発表曲はAIで復元でき、もう本人かどうなのかわからないくらいの域まで達する。

なんて時代になるんでしょうか。

ひょっとして、いま聞いている曲もAIかもよ?

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