こんにちは、
よーちゃんです。
先日こんなニュースを見ました。
パートと正社員の待遇を同等に 賞与や退職金も イオンリテール
流通大手イオンの傘下で総合スーパーを展開するイオンリテールは、売り場の責任者を務めるパートの従業員の待遇を、正社員と同等にする制度を導入しました。
人材の確保や定着につなげたいねらいです。
NHK
イオンリテールが2月下旬から導入した制度のようで、月120時間以上働くことが前提のようです。
しかも、昇格試験に合格したパート従業員だけが、正社員と同等の待遇とのことです。
対象はリーダーやマネージャー
基本給や賞与(寸志は別です)のほか、これまでは支給されていなかった退職金や子育て支援などの諸手当についても、正社員の支給額の水準を1時間当たりで算出し、働いた時間分を支給します。
対象はパートのうち、リーダーやマネージャーとして、従業員のシフトや商品の仕入れなどの管理を担う売り場の責任者の一部で、自宅から通える店で働く「地域限定正社員」と同じ待遇となります。
NHK
現時点では、これまでに昇格試験に合格した42人が対象となるそうで、会社では段階的に対象人数を増やしていきたい考えのようです。
人材の確保が狙いか
会社ではおよそ12万人の従業員のうち、6割に当たる7万3000人ほどがパートだそうです。
新たな制度の導入で従業員の働く意欲を高める一方、人材の確保や定着を狙いがあるようです。
日本は今、人手不足が深刻な社会現象となっています。
特に流通業界では、非正規社員の待遇が見直され始めています。
パート従業員と正社員の待遇を同等にする制度は大変珍しいのではないでしょうか。
正社員と非雇用社員
私は、今は違いますが、長く正社員として働いてきました。
これは経験上でお話をしますが、よく非雇用社員の方が同じ仕事をしているのに待遇が違うと話を聞きます。
私は違うと思います。
正社員は、ただ言われた仕事をするわけではありません。
そこには責任が付きまといます。
もちろん、非雇用社員にも責任はあります。
しかし、重みが違うように思うのです。
会社は従業員の時間(労働)にお金を払っています。
会社はそれに似合う成果を期待しています。
当てにしているのではなく、期待しているのです。
正社員はその期待に応えなくてはいけません。
この重みを理解していないのでなないでしょうか。
正社員(せいしゃいん)~Wikipedia~
従業員のうち雇用契約上で特別の取り決めなく雇用された社員をさす。
正規社員(せいきしゃいん)ともいう。
法律上の用語ではなく、明確に法的な定義をしたものもない。
日本およびその雇用慣行の影響を受けた韓国等に固有の概念であるため、英語を始めとする諸言語でもそのまま「Seishain」と表記することが多い。
「会社員」や「社員」というと、大体の人が正社員を指し、総合職・一般職などの区分がある場合はそれを全てひっくるめてそう呼ぶことが一般的である。
法律上の定義は特にないが、時勢の流れでアルバイトや派遣社員(登録型)、(有期)契約社員と言ったいわゆる非正規雇用で雇われた者と特に区別するために用いられるようになった言葉である。
非正規雇用(ひせいきこよう)~Wikipedia~
正規雇用(Regular employees)以外の有期雇用をいう。
雇用主に税および社会保障負担の義務があり、その雇用契約関係が労働法の対象となる正規雇用者としてフルタイムでの就業を希望するが、パートタイマーの雇用しか得られない場合は不完全雇用(不完全就業)と呼ばれ、隠れた失業(hidden unemployment)のひとつとされる。
正社員にならない
今、私は契約社員ですが、正社員のころと比べて精神的に楽です。
正社員になれないのではなく、なりたくない人もいるのでは?
辛い仕事は嫌だ(誰でもそうです)。
自分のお小遣いが稼げればそれでいい。
親と一緒に住んでいるから困らない(親は順番で言ううと先に亡くなります)。
この楽という「温泉」にどっぷり浸かっている人も多いのではないでしょうか。
まとめ
「働き方改革」と聞くといい意味で多様性なある仕事の仕方ができると思いがちです。
しかし、一歩間違えると仕事をするという意欲を失う可能性があります。
生き方が重要視されている世の中で、どう生き抜くか。
もう一度考えてみたいです。
コメント