こんにちは、
よーちゃんです。
先日、坂本龍一さんがお亡くなりになりました。
大変残念です。
坂本さんの曲は間違いなく時代を変えました。
【アニソン四半世紀・特別編】坂本龍一さん 新解釈で生き続ける86年アルバムの収録曲
3月28日に亡くなった坂本龍一さんの作品の中で、「戦場のメリークリスマス」や「energy flow」ほどの知名度はないものの、ファンには確実に愛されているであろう曲が、「Ballet Mecanique」。
1986年4月発売のアルバム「未来派野郎」収録曲で、ボーカルはザ・ローリング・ストーンズのライブではコーラス要員として欠かせない存在となっているバーナード・ファウラーが担当していた。
東スポWEB
Ballet Mécanique
実は、「未来派野郎」の1か月前に発売された、岡田有希子さんのアルバム『ヴィーナス誕生』のために提供されのをご存じでしたか?
曲名は「WONDER TRIP LOVER」。
ジョージ・アンタイルさんの代表作からとられています。
この時の作詞はEPOさんでした。
坂本さんバージョン
坂本さんバージョンの「Ballet Mecanique」は矢野顕子差&ピーター・バラカンさんが新たに歌詞を書き換えてセルフカバーをしました。
作詞・・・矢野顕子 さん
翻訳・・・ピーター・バラカンさん。
ほかに、
ボーカル・・・バーナード・ファウラーさん。
バッキング・ギター・・・パール兄弟の窪田晴男さん。
ギター・ソロ・・・鈴木賢司さん。
プレイ数テイクをサンプリングし継ぎ接ぎしました。
リズムを組み立てには時計が時を刻む音や、カメラのフィルムを巻き取る音などをサンプリングしてているそうです。
手が込んでいますね。
坂本さんから鈴木さんへのギターの注文エピソード
坂本さんからの注文は「熱暴走を起こしてメーターが振り切ってる感じで、火がついたようにタガが外れた感じで弾きまくっちゃっていいから」でした。
私はギターに詳しくありません。
ギターに詳しい方なら、この曲のギターがどのように収録されているかお分かりになるのでは?
その後のバージョン
アルバム『メディア・バーン・ライヴ』にはライブ・バージョンが収録されています。
1999年に中谷美紀さんが「クロニック・ラヴ」のタイトルでカバー(作詞は中谷さん)しました。
この時のバージョンがおそらく最もなじみが多いのではないでしょうか。
NHKの番組『未来派宣言』ではエンディングで使用されています。
2018年、やくしまるえつこさんと砂原良徳さんの共作で映画『ANEMONE/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』の挿入歌としてカバーされたのは記憶に新しいですね。
劇中では重要なクライマックスシーンで流されています。
まとめ
何度もバージョンを変えてリリースされてきた「Ballet Mecanique」という曲。
坂本作品の中で隠れたトップクラスのキャッチーなメロディーだからこそ、時代を経ても世の中に受け入れられ生まれ変わる名曲なんですね。
このように何度もバージョンを変えて残っていく曲は、この先そうそう出てこないのではないでしょうか。
流行りを追っている間は・・・。
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