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日本ハム新球場ファウルゾーンがアウト!ファンファーストで見る必要と推奨

スポーツ

こんにちは、

よーちゃんです。

今朝、テレビのニュースで見たのですが、

日本ハムが北海道北広島市に建設中の新球場「エスコンフィールド北海道(ES CON FIELD HOKKAIDO)」が、公認野球規則に定めるホームベースからバックネット側のファウルゾーンの広さ規定を満たしていないことが判明しました。

公式HPES CON FIELD HOKKAIDO

え?

そんなことあるの?

そんなん最初からわかってるんとちゃうのん?

どういうこと?

ファンファーストから見て、

この問題がどうなるの考えたいと思います。

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問題点・・・公認野球規則では

「エスコンフィールド北海道」はホームベースからバックネット側のフェンスまでの距離が約15mしかない。

臨場感があってファンにはたまらないでしょう。

規則2.01
「本塁からバックストップまでの距離、塁線からファウルグラウンドにあるフェンス、スタンドまたはプレーの妨げになる施設までの距離は、60フィート(18・288m)以上を『必要』とする」

と明記されています。

工事は約95%が完了しています。

現在の12球団本拠地球場の距離

最長で横浜スタジアムの23.8m、18.3mで東京ドームやマツダスタジアムなど6球場あります。

エスコンフィールドは従来よりも3m短いことになります。

ちなみに札幌ドームは24.5mです。

日本ではバラバラですね。

狭いのが問題なら、広すぎるのも問題では?

問題発生の理由

2つ考えられます。

1.野球規則の「言葉の違い」

日本の規則では、今回問題の距離は「60フィート(18・288m)以上を必要」と書かれています。

アメリカの公式規則『Official Baseball Rules』を基本的には翻訳したものです。

原文 
「It is recommended that the distance from home base to the backstop, and from the base lines to the nearest fence, stand or other obstruction on foul territory shall be 60 feet or more.」

翻訳
「本塁からバックストップまでの距離、塁線からファウルグラウンドにあるフェンス、スタンドまたはプレーの妨げになる施設までの距離は、60フィート(18・288m)以上」

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必要と推奨

問題は「It is recommended」。日本ではこの箇所が「必要とする」になっているが、原文では「推奨される」となっていて、必要条件ではないのです。

「必要」
かならず要すること。なくてはならないこと。欠くことのできないこと。また、そのさま。

「推奨」
すぐれている点をあげて、人にすすめること。

実際、メジャーリーグではこの60フィートを満たしている球場はわずか2球場。大半が16m以下。最短ではカウフマン・スタジアム(カンザスシティ・ロイヤルズ)の12.7mです。

2020年に開場したグローブライフ・フィールドも42フィート(12.8m)です。

少なくとも本場アメリカでは重視されていないようです。

しかし、

「日本は日本!」

確かにそうです。

規則が両国ともほぼ同じな中で「必要/推奨」と異なっているのは、

可能性として“誤訳”とも考えられますね。

2.設計会社

「エスコンフィールド北海道」の設計会社はアメリカのテキサス州に本社を持つ全米最大手のHKSで、数多くのリゾートホテルや球場も手掛けてきた会社で、今回は大林組との共同建設を担当しました。

メジャーではほとんど注視されない規則なので、これまでの携わった球場のことを考えれば、“推奨”通りに設計したことも考えられますね。

HKS, Inc.

アメリカ・テキサス州・ダラスに本社を置く設計事務所、建設コンサルタントです。

1939年に設立された全米最大手の建築設計事務所の1つです。

創業者 Harwood K. Smith(1913年~2002年)

NFLダラス・カウボーイズの本拠地AT&Tスタジアム。豪華リゾートホテル、大学、病院などの設計で知られています。

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まとめ

これまでの球場紹介映像で、日本ハムは臨場感を味わえるとして「15m」を距離感をアピール。

ファンファーストならいいのでは?

その中で指摘を受けた規則「必要と推奨」の違い。

新庄監督の起用など、

ファンファーストの日本ハム。

昔の「野球」ではなく、

日本の「ベースボール」。

日本の野球は変革の時が来たのでしょう。

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